地震や災害に備えて、防災拠点で食料を生産します。

生産備蓄の考え

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生産備蓄は、農家の自給自足の生活を、再現したものです。

生産備蓄1号基

 大災害が起きて、流通がなくなっても、農家は食生活には困りません。

自分のところで食料を、生産し備蓄しているからです。

​ 大災害が発生すると、一番先に困るのが食料問題です。そのことを解決するために、避難所や商店街で生産備蓄する生産備蓄プロジェクトに取り組みました。

 

 

レタス

東日本大震災まで

2011年3月11日、東日本大震災があったとき、私は防災担当として災害対策本部におりました。

10日後の3月20日、現地派遣として岩手県陸前高田市に行きました。

そこはすべてのものが壊され、瓦礫となった町でした。

いつ何が起こるかわかりません。

生きている時間を、やりたいことをやって笑顔で生きよう。

そう考えて生産備蓄を立ち上げました。

避難所の現実

避難所で担当者に話を聞きました。

食事のバランスが崩れて、体調を崩す人が多くいる。

地震発生当日は、いろいろなところの食料を集めて食べることができた。

だけど、2日目からは食べ物がなくなってきた。4日目くらいから食べ物が入ってきたけど、菓子パンとか、おにぎりだけとかで食事のバランスが崩れて、体調を崩す人が多くなってきた。

生野菜は全く食べられない。

それなら、避難所で

野菜を作っておけばいいじゃないか。

生産し備蓄しておけばいいじゃないか。

 

生産備蓄の目標

笑顔で生き残れる社会をつくることです。

そのためには、災害が起きても、立ち上がれる力を蓄えておくことです。

災害が起きた時、救う人の現場は過酷です。人を救うため、自分のことはあまり気にしません。救う人のためにも食料提供します。

防災食は、あまり美味しくありません。そして高価です。美味しくて安価な地方色豊かな防災食を作って行きます。

 

地震の活動期に入ってきています

準備をしなければなりません。

赤く着色した所は、今後30年間で、7割以上の確率で、震度6弱以上の地震が発生が予想されているところです。

日本中で地震が起こることが予想されています。

 

出典 防災科学技術研究所

 

首都直下地震の避難者数

首都圏の最大避難者数720万人。

避難所に入れない避難者は430万人、静岡県民よりも多い人数です。

この人数が、避難所にすら入れません。そしてこの避難者は、備蓄食料の対象外です。

出典 内閣府首都直下地震の被害想定

 

 

避難所の現状

備蓄食料を確保できている避難所は、約3割、避難所外避難は備蓄食料の対象外。

防災白書平成29年度版によると、

大災害が発生すると考えている人は超える。

だけど、災害対策をしているのは4割に満たない。

災害が発生するのはわかっているけど、行動できない人が、半分以上です。

出典:平成29年度版防災白書

 

今までの自分

やるべきことが見つからず、まるで居眠りをしているような人生であった。

自分からは積極的にかかわらない。

問題が合っても先送り。それが生きる方法でした。

それが東日本大震災を経験して、変わりました。

先送りしていたら生き残れない。

 

転換のきっかけ

自分が変わったきっかけは4つあります。

  1. 東日本大震災を経験したこと
  2. アクアポニックスにであったこと
  3. 自分の子供が障害を持っていたこと。
  4. 避難所の現状を知ったこと。

 

アクアポニックス

上で野菜を育て、下で魚を飼います。

魚に餌を与えると、フンをします。フンは微生物に分解され、植物の栄養になります。植物が栄養を吸収した水はきれいになって、魚の水槽に戻ってきます。

小さいながらも、地球の循環を再現したシステムなのです。

出典:さかな畑

アクアポニックス

千葉県山武郡長柄町にあるアクアポニックス施設です

こちらでは、実際に魚を飼育し、野菜を育てております。

施設内では野菜が育っております。野菜に肥料は与えておりません。与えているのは魚の餌だけなのです。

 

 

 

中では野菜が元気に育っております。

サニーレタス、パクチーなどが育っております。

 

 

 

 

出典 アクアポニックスNeo

防災とアクアポニックス?

なぜ、防災とアクアポニックスなのでしょうか?

アクアポニックスでは、農薬は使えません

それは農薬を使うと魚が死んでしまうから。微生物が死んでしまうからです。

化学肥料も使えません。それは魚が死んでしまうから。

農薬や化学肥料を使っていたら、水を飲むことはできません。

非常時に水を使うことを考えたら、農薬も化学肥料も使えないほうがいいのです。

生産備蓄の水は、災害時、簡単なろ過装置で、水槽の水を飲むことができます。

そして、効率的に野菜をつくることができます。

避難所のような小さな場所でも食料を生産することができるのです。

 

災害に提供するもの

生産備蓄は、野菜と、生活用水と、飲料水を避難者に提供します。

生活用水は3000リットル、飲料水は1000リットルを備蓄しております。

災害時に不足する生野菜を提供します。

 

 

 

 

 平常時に提供するもの

生産備蓄のシステムでは、農薬や化学肥料を一切使えません。

それは、農薬や化学肥料を使うと、魚が死んでしまうからです。

完全無農薬、完全化学肥料でないと成立しないシステムです。

そのため、安全安心な野菜と、魚を皆さんに提供します。

 

 

 

 

 

障がいを持つ人

障がいを持つ人は、生産備蓄で働くことができます。

雇用が生まれ、自立することができます。

生産備蓄のシステムは、あまり難しいことはありませんが、毎日の管理が必要です。そこでその管理は、お年寄りや障がいを持つ人にお願いします。

生産備蓄は、都市部に小さく、たくさんのシステムを

作っていくことを目標にしています。

ですから、住んでいる近くで働くことができるのです。

 

 

 企業

企業は、法律で障害者を雇用しなければなりません。

企業は、生産備蓄のオーナーになってもらいます。

そして、生産備蓄で働く障害者を雇用することにより、法定雇用を確保することができるようになります。

法定雇用を確保できない会社は、法律を守れない会社として、コンプライアンスを守れない会社として認識されます。

 

 

 生産備蓄のこれから

生産備蓄は、避難者・地域住民、行政、企業、障がい者・高齢者と連携して、事業を行っていきます。

首都直下地震の避難者の5%の人に、水と食料を提供できるようにするため、首都圏に100箇所の設置を目指します。

 

 

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